《本》もう、「ひとり」は怖くない
Mさんの病気がわかってしばらくしたころ、突然Mさんからメールが届きました。
■孤独力ー人間を成熟させる「ひとりの時間」
(ソリチュード・タイム)
こころライブラリー 津田和寿澄 講談社
■もう、「ひとり」は怖くない
ー心地いい”孤独時間”の楽しみ方
津田和寿澄 翔伝社
なんですか?これ?(・・?
当初私は全く理解できていなかったので無視してしまったのですが、Mさんはわかっていたんです。。自分がいなくなった後に私が孤独の時間を過ごさなければならないってことが。。。それでその楽しみ方を勉強しろ!ということでこの本を教えてくれたということなんですね。そのことに最近やっと気付きました。気付くのが遅い私はどうしようもないですが、、切ないです。。(泣)
2冊とも読み終わりましたが、独りの時間を楽しむ方法や独りと一人の違いなど、著者はソリチュードという言葉を好んで使っています。「ひとりでいて平気」「楽しめる」ということが、個人の持つ「能力」=ひとりでいられる能力だと。人間を成熟させる「ひとりの時間」。おひとりさまで旅をしようと思い始めたのもこの本がきっかけだったような気がします。Mさんは若いころからバックパックを背負って世界を旅していたので、ひとりでいられる能力はすでに身についていましたが、私はまだまだ寂しさを感じてしまって、ひとり時間を楽しめるまでにはなっていないので、もう少し修行が必要です。。('_')
その後も寂しさと悲しさの心の隙間を埋めるために、これまで読んでいなかった本をたくさん読むようになりましたので、今後もブログで紹介していきたいと思っています。